こんにちは。
(一財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナル・コーチの長井です。
私は、昨年CTIジャパンのコーアクティブ・コーチングでコーチングの学び直しをしたのですが、その際に「人生のゴールデンタイム」という言葉に触れました。
意味するところとしては20歳前後から65歳前後の間でしょうか。いわば、身体的にも精神的にも一番充実している頃合いです。それ以前はまだまだ未熟さが目立ったり、逆にこれ以降は身体が言うことをきかなくなってきたり、ということを考えると「人生のゴールデンタイム」はまさに「人生で最高に脂が乗っている時」と言ってもいいかもしれません。
そしてゴールデンタイムは一日の中にもあります。就寝中やその前後を除いた一番活動できる時間、だいたい平均的には朝7時ぐらいから夜21時ぐらいまでの14時間前後のイメージでしょうか。
このゴールデンタイムを、一日のうちでも一生のうちでも、私たちはほとんど「仕事」に使っています(仕事は「労働」だけではありません)。あなたはこの貴重なゴールデンタイムにどのような取り組み方で仕事をしておられるでしょうか。
生きがいややりがいを感じて自ら主体的にバリバリ取り組まれている方は幸せです。
しかし、「労働」なんだから、嫌なことに黙々と耐えるだけ、という方もいらっしゃるかもしれません。あるいは、給与をもらうためだけにしょうがなく働いている、という方も現実にはいらっしゃるでしょう。
そんなこと言ったってしょうがないじゃないか。
そんな言葉で無理矢理自分を説得してゴールデンタイムを過ごすのは、とってももったいないと思いませんか。
今の仕事を好きになるのは難しいかもしれません。しかし、そこに自分なりの「意味」や「価値」を見出すことは可能です。どんな単調な作業でもそれは可能です。仮に同じ職場で同じ仕事をしていたとしても、そうしたものを見出してゴールデンタイムを過ごしている人とそうでない人では、その人の人生は大きく異なってくるでしょう。
そして、私たちの人生はゴールデンタイムを過ぎてもそこで終わりではありません。ゴールデンタイムの過ごし方、そこで自分の中に蓄えられたものがその後の人生を決定づけると言っても過言ではないでしょう。いわば組織人を卒業してからの人生はゴールデンタイムに続くシルバータイム、金色ではなくとも銀色の価値がある時間なのではないでしょうか。
たとえば、60歳近くになって、仕事は変わらないのに給料が下がって一気にモチベーションが落ちた、という話もしばしば耳にします。確かに気持ちはわからないでもありません。しかし、まだゴールデンタイムは終わったわけではありません。そしてその先にシルバータイムが待っています。そんなふうに自分の大切な時間を、あえて言えば、ドブに捨てるような使い方をするのは、やはりとってももったいないなあと思います。
じゃあ、今の仕事にどんな意味を見出したらいいと言うんだ、という方。その答えはあなた自身が見つけるしかありません。私と会話してみることが、そのヒントになるかもしれませんよ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ここいち便りは教科書ではありません。みなさんが何かを考えたり取り組んだり話し合ったりするきっかけやヒントになればと思っております。リクエスト・異論・ご意見などなど大歓迎ですので、お気軽にお寄せいただければ誠に幸甚です。