こんにちは。
(一財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナル・コーチの長井です。
一気に涼しくなりました。というか、少し寒いぐらい?体調を崩したりされていませんでしょうか。
そしてついに史上初の女性総理誕生。高市さんには頑張ってほしいと思いますが、いろいろ報道やネット記事を見ていると、なんだか「魑魅魍魎が跋扈」という言葉が脳裏に浮かんでしょうがありません🤭
さて、前進や成長をしていくためには継続力は必須の能力で、自分らしくイキイキと生きていくためにも行動の習慣化はとても重要です。
ということは頭ではわかっていても、いざ実行するとなるとなかなか難しいもの。
一念発起して始めてみたはいいものの、なかなか続けられずにいつの間にか取り組みが途絶えていた、なんてことはよくある話です。そうして行動が止まってしまうと、もともとの気持ちさえも薄れてしまい、結局元の木阿弥とか。。。
たとえば、英語の学習。
たとえば、ダイエット。
たとえば、ジムに通って身体を鍛えるとか。
あなたもそんな経験ありませんか?
コーチング的に言えば、「それを始めようとした元々の思いはどんなことから沸き起こったものだったのでしょう?」という問いだったり、続けることで求めていたものが得られた未来をありありと具体的にイメージしてモチベーションをあげる、ということが有効なのですが、今日はもっと簡単にできる「お手軽記録」というウラワザをご紹介したいと思います。
たとえば先程の冒頭の例の英語学習なら、壁掛けカレンダーに英語の学習を行った日に印をつけていく。それに慣れたら、今日は何ページまで進んだかという数字を書いていく。そんなふうにしていくことで、自分の努力の足跡が見える化されていきます。
「前回はいつ勉強したっけ?」と頭の中だけで振り返るのと、「あ、3日もやってないな、今日はやらないとまずいな」と実際に視覚から刺激が入ってくるのとではずいぶんインパクトが異なります。そしてそれが次第に印がついている日が増えてきて、印がないのを見ると居心地悪く感じるようになればしめたものです。
それは「印をつける」という行為が目的化している感じにも見えますが、それでもいいのです。とにかく続けることに意味があるのですから。自分が積み上げてきた足跡を毎日眺めれば、どんどんモチベーションが湧いてきて、行動が持続するようになります。それは毎日自分の成果を振り返る活動といってもいいかもしれません。
この「お手軽記録」は「お手軽」であることもひとつのミソです。簡単にシンプルに手数をかけずに記録できること。スマホを使ってもいいでしょう。毎日パソコンに向かう人なら、デスクトップにエクセルファイルを置いておいて、毎日パソコン起動後一番にそのファイルを開けるという案もあるかもしれません。いずれにしても自分にとってストレスの少ない記録方法であることがポイントです。
これは「脱三日坊主」の一つのスキルであって、続けていれば必ず目標に到達できるのか、というのはまた別の側面もあります。が、少なくとも今「三日坊主」に陥っているのであれば、まずそこを脱することが必要です。何もやらないままでは絶対に夢はかないません。
ご参考になれば、あなたもぜひ始めてみてください。
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ここいち便りは教科書ではありません。みなさんが何かを考えたり取り組んだり話し合ったりするきっかけやヒントになればと思っております。リクエスト・異論・ご意見などなど大歓迎ですので、お気軽にお寄せいただければ誠に幸甚です。