こんにちは。
(一財)生涯学習開発財団認定プロフェッショナル・コーチの長井です。
ぽかぽか陽気の日も次第にちらほら。3月も中旬になりました。新年度の予算・計画の会議を控えている方も少なくないと思います。
あなたはどんな風に、どんな思いを込めて、計画を作っていますか?
現役時代の私は、どちらかいうと、計画を作る時はそれなりに一生懸命でしたが、それが出来上がるとそこで満足してしまい、あとは日々の業務をころがすだけ、という傾向がありました。年度計画には、達成ということも求められるので、今この時点で見えている範囲でしか考えておらず、本当に自分たちが目指すものに向けてチャレンジングに立案するという考え方にも欠けていました。また、自分が責任者として計画を立案する際も、それをメンバー間でどのぐらいちゃんとシェアできていたのかというと、一方通行的な色彩は否めず、「当然みんなわかっているはずだろう」程度の認識だったことを思い出します。
こうやって振り返ると、計画の立案にあんなにエネルギーを注いでいたのは何だったんだろう、せっかく一生懸命作ってもあまり価値を生まない作業に終始してたんだなあと反省させられます。
この話、いろんな切り口があるのですが、まず、何のための計画なのか、ということがあげられます。会社の予算につながる業務ですから、当然売上・利益といった数字は必要であり大事なのですが、その実体、中身、ココロは何なのか。来年の今頃、自分たちはどんなところに立っていたいのか。そしてその先にはどんな未来を思い描くのか。そういった答えのあるようなないようなことをもっとメンバーと会話すべきだったのでしょう。
あの頃の私は、そういうことをしてもしょうがないと勝手に自分で決めつけているところがありました。自分には答えがないかもしれないが、メンバーにはまた別の見方があるかもしれない。さらにはお互いに思うところをさらけ出して会話する中で、無から有が生まれることがあるかもしれない。そういう考えに至らなかったのは、私がメンバーを心底信頼していなかったからだと言われてもしょうがありません。
責任者だった頃は、チームの方針みたいなものを年度開始時にメンバーに示すのですが、これも私は自分で一人悦に入って作った方針を提示していました。メールで送るだけでなく、ミーティングも開いて周知したつもりになっていましたが、これもまた一方通行です。「こんなにいい方針を作って展開してるのに、なんでみんなこの通りやらないんだ」なんて思ったりしてましたが、今思えばお門違いもいいところです。私が一人で作ってみんなに周知するのではなく、たとえば全員から一人一つ自分の今年の方針・目標を出してもらって、それを基にみんなで会話してみたら、どんな1年が過ごせていたのだろうと今にして思います。
私のお恥ずかしい話を開陳しましたが、さて、あなたはどんなふうに新年度の計画や方針を立てて、どんなふうにメンバーとそれを共有しますか?そしてそれをこれからの毎日の中にどんな風に息づかせていきますか?
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ここいち便りは教科書ではありません。みなさんが何かを考えたり取り組んだり話し合ったりするきっかけやヒントになればと思っております。リクエスト・異論・ご意見などなど大歓迎ですので、お気軽にお寄せいただければ誠に幸甚です。